■信用を使って手数料を安くする方法

ただ信用口座を持っているだけで、
手数料の節約になることは知ってる?

手数料体系が現物と信用取引で異なることにより、
約定代金が2,600万円ぐらいまでは
「現物買 → 現物売」よりも信用取引を絡めた方が、
取引手数料を低く抑えることができるというものなんだけど。

例えばEトレの場合

現物手数料
1注文の約定代金 手数料
50万円まで 700円(税込735円)
50万円超〜100万円まで 900円(税込945円)
100万円超〜150万円まで 1,100円(税込1,155円)
150万円超〜 1,600円(税込1,680円)

信用手数料
1注文の約定代金 手数料
50万円まで 約定代金にかかわらず

一律550円(税込577円)
50万円超〜100万円まで
100万円超〜150万円まで
150万円超〜


1.現物買 → 現物売(200万円の場合)   1,680円 + 1,680円 = 3,360円


2.信用新規買 → 信用返済売(同上・デイトレの場合)  (550円[売買手数料] + 27円[消費税]) × 2 + 104円[買方金利] = 1,258円


3.信用新規買 → 現引 → 信用新規売 → 現渡 200万円を信用新規買 → 現引
   550円[売買手数料] + 27円[消費税] + 104円[買方金利] = 681円

200万円を信用新規売 → 現渡
   550円[売買手数料] + 27円[消費税] + 63円[信用取引貸株料] = 640円

合計
   1,321円


( ¬_¬) 3,360円と1,321円の差はでかいよね

4.留意事項

「信用買→信用返売」の場合は、買いから売りまでの日数が増えると、買方金利がかさんでいきます。
「信用買→現引→信用売→現渡」の場合は、
信用新規買を行った日に現引し、信用新規売を行った日に現渡をすれば、
買方金利、信用取引貸株料の計算日数はどちらも1日で変わらないので、
買いから売りまでの日数が経過したとしても費用は増えません。
Eトレを含め多くのネット証券では、現引や現渡に手数料は課されません。


現引 買付代金相当額を支払って現物株式を受取る決済方法
現渡 建玉と同一銘柄、同一株数の現物株式を引き渡して、売却代金を受取る決済方法

※ 手数料はかかりません。



( ¬_¬) つまりさ、この銘柄欲しいなと思ったら現物で買うつもりで信用で買って
     次の瞬間現引きして現物に持ちかえるのね
     これって現物で買ったのと同じ事だよね

     で売りたいと思ったときは現物を売るつもりで信用で空売りして
     次の瞬間現渡しして返済する
     これまた現物売ったのと同じ事だよね

     これするだけでも、手数料が結構節約できるんだよね

     信用口座持ってる人はやってみる事をお勧めしましゅ

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